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とっておき。

昨日はちょっと調子に乗って書きすぎました。
すみません、水原です。

私のことをいくら書いても、まあ、いいんですが、
できればそれがあなたの役に立つ情報であるといいと、思っています。
昨日の記事は、単に昔話と私の主張です。
失敗談と言えるかもしれません。
あなたはあなたの失敗談を、たくさん作ってください。

失敗するって、でも大切なんですよ?

人は失敗からは多くを学ぶし、用心深く、思慮深くもなるし、だからどうせ失敗するなら若いうちの方がいいんです。本人の記憶にもヴィヴィッドに残るし、ゆるしてもらいやすいですしね。

私がいまこの文章を書いている段階では、このブログはGoogleで検索しても出てきません。Googleで検索してひっかかるようになるまでには、少し日数がかかるらしいんですね。だからわりと好き勝手書いてるんですが。

そして少し先の日だとは思いますが、検索してこのブログに辿り着いてくれたあなたがいま、どんなことで悩んでいるのか私にはものすごくわかるところがあるんです。あるんですが、まだそれを直接お伝えできないのがもどかしいです。

と、愚痴を書いてもしょうがない。

たとえばあなたがいま、性暴力を、レイプを受けたばかりだとしたら、少しは役に立つことを私が言えるかもしれないということです。
相談できる人がいないようなら、このブログのたまっているはずのログを遡って、全部読んでみてください。そこにはいまの、あるいは少し先の、ずっと先のあなたがいるように、私は書いていくつもりです。

まず、今日はふたつだけ。
「あなたは、決して悪くない」
「あなたは、決して汚れてなんかいない」
このことをどうか、忘れないでください。
(実はこれ、けっこう核心なんですが。)
私も未だに「私が悪いんだ」「私は汚されてしまったんだ」と、思うことがあります。
そう思い込まされてしまうんですね。
それが性暴力のずるく、卑怯なところです。

だからいくら日本とは言え(海外では少し事情が違うかもです)、これだけ性暴力に関する個人的なブログが少ないんです。

もしかしたら、Twitterを鍵垢にして自分の気持ちをつぶやいている子も多いかもしれません。(そうしようとしても、それすらもできない子も多いかもしれません。)それも癒しの効果がないとは言いません。言いませんが、誰かとその気持ちを分かち合えたと思えた時の方が、ずっとずっと効果的です。そういう相手のいる人は、だいじょうぶです。

でも、そういう相手はなかなかいない、いても大事なら大事なほどその相手には話しにくいものですよね。
だから、上に書いたふたつの言葉を忘れないでください。自分に向かって言ってあげてください。

「あなたは、決して悪くない」
「あなたは、決して汚れてなんていない」
私も時々、思い出したように自分に言っています。
少しずつですが、自分を否定しなくて済むようになってきますよ。

じゃあ、また明日ね。

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憎しみで人が殺せたら!!

昨日ちょっと触れたので、ジェンダー、というと大げさだけども、性自認の話。(すみませんが、今日は一人称は「僕」で書きます。)

僕は、性暴力のせいで中2の時点で自分のジェンダーに疑問を持つようになった。僕が好きなのは男性なのか女性なのか、無いアタマを絞ってすごく悩んだ。
このブログでも女性名を使って書いてるし。(ちなみに「水原千里」という名前は、僕が書きかけて、でも書き上げられなかった小説の登場人物から取っています。だからすごく身近な感じします。)
でも35年前はLGBTなんていう言葉もなかったし、ウェブもなかった。だから僕はお酒いっぱい飲んで、ベッドの中に入って痛いくらい目を瞑って「気持ち悪い、気持ち悪い」ってずっと思ってた。

でも、僕が吐き出したかったのはアルコールでも言葉でもなくて、汚れた自分自身だったような気が、いまはする。

自分なんて消えてなくなればいい、って、すごく思ってた。だけど表現する方法がなかった。相談する人なんかいなかった。他人が信じられなくなった。外を見れば人はいっぱいいるのに、僕はほんとうにひとりぼっちだった。

だからマンガ、いっぱい読んだなあ。
萩尾望都さんと竹宮惠子さんは特にいっぱい読んだ。何か、共感するものをすごく感じていっぱい読んだ。読み終わると最初に戻ってもう一回読んだ。そこだけ時間が30年くらい先を行ってたんじゃないかって、今だからちょっと思える。
でもそこはやっぱりマンガの世界で、現実を生きるための力にはなってくれたけど、現実にはなってくれなかった。

時々、自分の部屋でセリフを音読しながら読んだりもした。今の子たちもそういうことするのかな~。ツイキャスとかでシチュエーション決めてセリフ言ったりする配信はあるけど、それもまだそこまでメジャーなことじゃないよね。でも、今の子たちはウェブがあっていいなあ!!、調べればなんだってわかるじゃんね。でも、性被害のブログは、すごく少ない。被害にあっている子は絶対に一定数いるのに、やっぱりウェブでおおっぴらには言いたくないのかもしれない。性表現はおおっぴらなのに、それはでも、フィクションだから表現できるのかな。フィクションだったらそれこそもうなんでもアリだもんね。

でも、だからこそ僕にはわかるんだけど、大事なのは性表現をタブーにしないことじゃなくて、性的な話を現実の会話レベルに持ってきても変な目で見られないようになることだと思う。今はみんな(若い子たちは特に)、LGBTに偏見が少ない(ないとは言わない)のは、すごくいいことだと思う。

今の小学校や中学校の性教育がどうなってるのか知らないけど、でも、ちゃんとやってんのかな?、小学校中学年くらいになったら男女同席させて、セックスの仕組みとか意味とか心地良さとか危険さとか、話してんのかな?、小学校高学年以上になったら、夏休み前にはコンドーム男女問わず配ってるのかな~?(多分してないよね…。そのくらいしてくれてもいいと個人的には思うけど…。)

そしてあと、ちょっとクギを刺して言っときたいのは「男性を好きな男性」と「女性を好きな男性」をちゃんと同一平面上で語ってほしいってことなんだよね。男性を好きな男性は、男性なら誰でも好きになって、欲情するっていうわけじゃない。当たり前だよね?、女性を好きな男性だって、女性なら誰でも好きっていうわけじゃないもんね。男性が、道ですれ違う女性全員に欲情してたら大変だもんね。それはただの変態だよね。

男性を好きな男性にだって、好みの男性もいれば、好みじゃない男性もいる。ただの友達として好きな相手もいれば、恋愛の対象として好きな相手もいれば、どうでもいいその他大勢の男性もいる。女性を好きな男性だって、だいたいみんなそうじゃんね?、好きなタイプもいれば嫌いなタイプもいる。以下同文だから繰り返さないけど、同性でも異性でも恋愛の対象になり得る、っていうのが、落としどころとしてはいちばん素直な気持ちじゃないかなあ。実際に恋するかどうかは別にしてさ。

そんな風に人と人が恋に落ちる時、LGBTっていう言葉は全く無力だと思うんだ。性自認に問題を感じる人を指してはいるけど、いっしょくたにしちゃダメだよね。

あと、話と直接関係はありませんが、今日のブログのタイトルは竹宮惠子さんのとあるマンガのセリフから引用させていただきました。それな、ほんとそれな…。

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あなたへ。

こんにちは。

ブログ二日目。水原です。

このブログは日記ではないので、ただつらつらと書いていけばいいというわけにはいかないのですが、つらいつらいと言っていても始まりませんね。
現状、といいますか、私の今の病状を少し書きます。
(と言いましても、話があっちこっちすっ飛ぶかもしれません。ご容赦ください。)

私が性被害にあってから、昨日も書きましたが、35年経っています。
しかし私は、それを昔のことだとは思っていません。
悲しみや怒りや悔しさ、無力感、自責感、自分のことを汚く思う気持ち、
そういうものは、私の場合は、消えていません。
自分が悪い、自分が汚いと思ってしまいます。
それから、私が男性でありながら、男性から性暴力を受けたということで、圧倒的なマイノリティ感を感じます。
いろいろな医療機関、お医者さん、カウンセラーさん、セラピストさん、そして自助(セルフヘルプ)グループなどに足を運んできましたが、私と同じ立場の方にはついに、会うことはありませんでした。これから先はわかりませんが。

過去は変えられないとはよく言いますが、昨日の記事に付け足しのような感じになってしまいますが、
私がこのブログを書こうと思ったのは、過去の自分を救うためであり、また、いま現在苦しんでいる、過去の私のような状況に置かれて、ここを読んでくれているあなた(女性・男性問わず)の助けに少しでもなればいいと思ったからです。
だからこその「あなたを、取り戻せ」というタイトルなのです。

私もまだ、回復途上ではあるわけですが、あなたが今まさにこの瞬間に死ぬか生きるかという思いと選択をしていることを、自分の身に起こっていることのように感じます。

私は長いこと、私の苦しみを誰にも話せませんでした。どうせわかってもらえないと思っていましたし、実際その通りでした。
私はずっとひとりぼっちでしたが、あなたにそうはなって欲しくないと、思っています。

ウェブの発達した今の世の中、情報くらいいくらでも出てくるだろうと、このブログを書き始める前に検索してみましたが、ごく一部の個人ブログを除いては、政府や医療機関や警察やテレビ局や出版社が発信しているものばかりでした。(例えば「性被害 ブログ」「性暴力 ブログ」で検索しても、個人ブログは驚くほど出てきません。)

だから、というわけだけでもないのですが、私に書けることは、書けるだけ書こうと思いました。
この文章があなたのもとに届くのが一年後か十年後かもわかりませんが、
あなたと同じ思いをしている人間がここにいることを知っていただけて、少しでもあなたの助けになればいいなと思い、今日は終わらせていただきます。

また明日。

あ、それから、ちょっとしたプロフィールを書いてみました。
自分で書いてて、楽しかったところときつかったところとあるのですが、よろしければ。
水原千里、略歴。

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初めまして。

初めまして。

本日からブログを書き始めたいと思います。
水原千里(みずはらちさと)と申します。
失礼かとは思いますが、仮名です。

「あなたを、取り戻せ」と題し、
「性被害にあった方々と、そのご家族の回復に寄り添うブログ」と副題をつけまして、少しばかり長いタイトルとなりました。(これ以上短くはできなかったのです。)

わざわざこういうブログを書くのは何故かと言うならば、私に性被害にあった経験があるからです。

私は男性ですが、中学2年の時に歳上の知人の男性から、断続的に一定期間、性暴力を受け続けていました。
いまはいくらか、こういう文章を書けるくらいには回復してきましたが、未だ専門家の助けと投薬治療が必要な段階です。ここまで来るのに35年、かかっています。

ですが、そのギリギリのバランスの上で生活をしている今だからこそ書けること、
そして今まさに性被害のことで苦しんでいるあなたに向けて書けることがあるのではないかと思い、ブログを始めることにしました。

さて何から書こうかと思いましたが、いちばん大事なところからでしょうね。
性暴力(要はレイプです)は、当たり前のことですが、犯罪です。
ちょっとだけ話がそれますが、性犯罪のことを「わいせつ」とか「いたずら」って呼ぶの、私はすごく嫌で。
「レイプって言えよ」「レイプ未遂って言えよ」と、関連のニュースを目にするごとに思っています。フラッシュバックは今でも起こります。それだけが理由ではありませんが、うちにはテレビがありません。

話を戻します。

レイプがどの程度の罪になるか、ということを考えてみます。

…考えてみようと思ったのですが、ウェブで調べているだけでも本気で気分が悪くなってきました。すみません。大事なことだけ。

2017年に性犯罪に関する刑法が改正され、今年2020年にも、さらに刑法見直しに向けて議論が高まっています。
リンク、貼っておきます。

でもごめんなさい。もう、放っておいて欲しいと思うのは、いけないことですか?

誰かが自動的に私をレイプした犯人を探し出して勝手に裁いてくれるならともかく、
私はもう、忘れたいんです関わりたくないんです触れられたくないんです。
でも、私にはそういう気持ちになった時、頼れるものがひとつだけあるんです。
その話は、これも長くなるので別の機会に。

明日はもう少し客観的に書ければいいなと思いましたが、客観的な話なら、ウェブや専門家に聞けばいくらでも出てきますよね。

私のブログではもう少し主観的な、当事者だからこそ言える話をしていきたいと思います。

まさか初日からここまで沼にはまるとは思っていませんでした。

でも、明日も書きます毎日書きます。

今、苦しんでいるあなたが読んでくださって、少しでも気を紛らわせてくれるのなら嬉しいです。