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あなたへ。

こんにちは。

ブログ二日目。水原です。

このブログは日記ではないので、ただつらつらと書いていけばいいというわけにはいかないのですが、つらいつらいと言っていても始まりませんね。
現状、といいますか、私の今の病状を少し書きます。
(と言いましても、話があっちこっちすっ飛ぶかもしれません。ご容赦ください。)

私が性被害にあってから、昨日も書きましたが、35年経っています。
しかし私は、それを昔のことだとは思っていません。
悲しみや怒りや悔しさ、無力感、自責感、自分のことを汚く思う気持ち、
そういうものは、私の場合は、消えていません。
自分が悪い、自分が汚いと思ってしまいます。
それから、私が男性でありながら、男性から性暴力を受けたということで、圧倒的なマイノリティ感を感じます。
いろいろな医療機関、お医者さん、カウンセラーさん、セラピストさん、そして自助(セルフヘルプ)グループなどに足を運んできましたが、私と同じ立場の方にはついに、会うことはありませんでした。これから先はわかりませんが。

過去は変えられないとはよく言いますが、昨日の記事に付け足しのような感じになってしまいますが、
私がこのブログを書こうと思ったのは、過去の自分を救うためであり、また、いま現在苦しんでいる、過去の私のような状況に置かれて、ここを読んでくれているあなた(女性・男性問わず)の助けに少しでもなればいいと思ったからです。
だからこその「あなたを、取り戻せ」というタイトルなのです。

私もまだ、回復途上ではあるわけですが、あなたが今まさにこの瞬間に死ぬか生きるかという思いと選択をしていることを、自分の身に起こっていることのように感じます。

私は長いこと、私の苦しみを誰にも話せませんでした。どうせわかってもらえないと思っていましたし、実際その通りでした。
私はずっとひとりぼっちでしたが、あなたにそうはなって欲しくないと、思っています。

ウェブの発達した今の世の中、情報くらいいくらでも出てくるだろうと、このブログを書き始める前に検索してみましたが、ごく一部の個人ブログを除いては、政府や医療機関や警察やテレビ局や出版社が発信しているものばかりでした。(例えば「性被害 ブログ」「性暴力 ブログ」で検索しても、個人ブログは驚くほど出てきません。)

だから、というわけだけでもないのですが、私に書けることは、書けるだけ書こうと思いました。
この文章があなたのもとに届くのが一年後か十年後かもわかりませんが、
あなたと同じ思いをしている人間がここにいることを知っていただけて、少しでもあなたの助けになればいいなと思い、今日は終わらせていただきます。

また明日。

あ、それから、ちょっとしたプロフィールを書いてみました。
自分で書いてて、楽しかったところときつかったところとあるのですが、よろしければ。
水原千里、略歴。

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初めまして。

初めまして。

本日からブログを書き始めたいと思います。
水原千里(みずはらちさと)と申します。
失礼かとは思いますが、仮名です。

「あなたを、取り戻せ」と題し、
「性被害にあった方々と、そのご家族の回復に寄り添うブログ」と副題をつけまして、少しばかり長いタイトルとなりました。(これ以上短くはできなかったのです。)

わざわざこういうブログを書くのは何故かと言うならば、私に性被害にあった経験があるからです。

私は男性ですが、中学2年の時に歳上の知人の男性から、断続的に一定期間、性暴力を受け続けていました。
いまはいくらか、こういう文章を書けるくらいには回復してきましたが、未だ専門家の助けと投薬治療が必要な段階です。ここまで来るのに35年、かかっています。

ですが、そのギリギリのバランスの上で生活をしている今だからこそ書けること、
そして今まさに性被害のことで苦しんでいるあなたに向けて書けることがあるのではないかと思い、ブログを始めることにしました。

さて何から書こうかと思いましたが、いちばん大事なところからでしょうね。
性暴力(要はレイプです)は、当たり前のことですが、犯罪です。
ちょっとだけ話がそれますが、性犯罪のことを「わいせつ」とか「いたずら」って呼ぶの、私はすごく嫌で。
「レイプって言えよ」「レイプ未遂って言えよ」と、関連のニュースを目にするごとに思っています。フラッシュバックは今でも起こります。それだけが理由ではありませんが、うちにはテレビがありません。

話を戻します。

レイプがどの程度の罪になるか、ということを考えてみます。

…考えてみようと思ったのですが、ウェブで調べているだけでも本気で気分が悪くなってきました。すみません。大事なことだけ。

2017年に性犯罪に関する刑法が改正され、今年2020年にも、さらに刑法見直しに向けて議論が高まっています。
リンク、貼っておきます。

でもごめんなさい。もう、放っておいて欲しいと思うのは、いけないことですか?

誰かが自動的に私をレイプした犯人を探し出して勝手に裁いてくれるならともかく、
私はもう、忘れたいんです関わりたくないんです触れられたくないんです。
でも、私にはそういう気持ちになった時、頼れるものがひとつだけあるんです。
その話は、これも長くなるので別の機会に。

明日はもう少し客観的に書ければいいなと思いましたが、客観的な話なら、ウェブや専門家に聞けばいくらでも出てきますよね。

私のブログではもう少し主観的な、当事者だからこそ言える話をしていきたいと思います。

まさか初日からここまで沼にはまるとは思っていませんでした。

でも、明日も書きます毎日書きます。

今、苦しんでいるあなたが読んでくださって、少しでも気を紛らわせてくれるのなら嬉しいです。